真夜中オタク戦争

語彙力は無い

ヅカオタなら誰しも経験する死ぬかと思ったあの日から2ヶ月以上経ったわけですけど シルクロードと雪全ツも少々

 

こんにちは。まことちゃんです。やっとカレンダーを6月にしました。と思ったら7月が来ました。

タイトルにもある通り2ヶ月以上経ったのですよ。

だいきほの退団から!!

いやはや早いものです。2ヶ月以上かぁ…あと少しで3ヶ月…と思いましたのでちょっとした散文を書かせていただこうと思います。

正直皆さん思いませんでした?

だいきほ退団したらわたし、ぼく、ワイ死ぬのでは?と。

私はめっっっっっっっっっっっっちゃ思ってました!!!!

それこそ世界の終わりだと本気で思っていたのではないでしょうか!本気と書いてマジと読むです。チケットを取る前は毎晩胸が痛いという珍事件に見舞われてとんでもねぇストレスを感じていたのですが、チケットが取れたらそれがなくなってどんだけ自分の中でチケットが重荷になってたんだよ…とドン引きしました。控えめに言ってBADDY10回連続より重たいぞ。BADDY連続で10回とか見たことないけど。あっ今度BADDYについての記事を書こうかな~と思ってます!(書きたい)

チケットの重責から解放されて胸の痛みがなくなったかと思えば今度は4月11日が近づく度にまた胸が痛み出すという。もう泣きてぇわ。私どんだけだいきほへの感情がでかいんだもう消えてぇわ風の前の塵になりてぇ。とか思っていたのでツイッターのタイムラインが見れなくなるというツイ廃まことちゃんからは想像がつかない現象まで現れたそんな日々でしたねぇ懐かしい。

ここからちょっと重たい話になってしまいますが私はだいきほがいたからこそ今生きてんだろうなぁと思っていました!

私はまだこれっぽちしかこの世で生きていないのですがまあまあ色んなことありまして一時期は毎日うつがうつでうつなので自分に絶望みたいな時があったんですけどそんな時唯一の光が宝塚であり雪組でありだいきほだったのです。私がだいきほに出会ったのは生きるためなんだなぁと思っていました。だからだいきほis命の恩人感謝永遠にメンタルだったのでだいきほいなくなっちゃうすなわち私の死でした。

4月12日からどうやって生きていけばいいんだろう。何を思って生きるんだろう。そもそも生きていけるんだろうか?と公演期間は毎日自問自答で何も答えが出ない。出るとしても4月12日になってみないと分からない。不安と高揚感でごちゃごちゃの脳みそだったので学校がなかったのが救いでした。謝謝。

4月11日を迎えた私はたくさんの幸せを浴びたし、感謝の気持ちが湧き出て仕方なかった。大好きだった方がこんなにもきらきら輝いているところを見れる幸せ。あの時は目に飛び込む光景すべてが眩しいほどに輝いていた時間でしたね。多分ライビュ会場で私と隣のお姉さんが一番泣いていたのではないでしょうか。隣のお姉さんとは言葉を交わすことはなかったのですが、最後の方は仲間というか戦友のような意識を勝手に持っていました。私の心の中で固い握手を交わしたあのお姉さん元気にしてるかな?ライビュ会場を最後に後にした私たちには確かに絆が芽生えてたと思うのですがお姉さんはどうですか?(?????)

イマジナリーお姉さんに話しかけても仕方ないので話を進めますがだいきほが退団してから

「私って宝塚好きなんかな?"だいきほ"が好きだったのかな?」

とハマったら悪い意味でヤバい迷宮に入り込んでしまったのです。

4月11日より前の私へ

「だいきほ退団したら何を思って生きていけばいいんだろう。」って今考えても無駄だし12日になってからさらに悩むから早く寝ろ。

4月12日より未来の私より

私は根がクソ真面目なのでこういうことを考えてゥワァアア!!ってお布団に緊急着陸することを得意としています。これもまた一人でぶつぶつ考えてても答えが出ないことなんですけどねぇ…。キリンジの「愛のCoda」という曲があるんですがこの頃の私はこの曲を週7くらいで聴いてまして。あぁ…いい曲だわぁ…と思っても「今はただ春をやり過ごすだけさ。」という歌詞に腹を刺され「助けてー……」とお布団にすがりついてました。でもいい曲なので聴いてください。感想お待ちしております。(?)永遠だと思っていたものが半ばを過ぎるどころか終わってしまった。ずっとふたつの光を道しるべに歩いてきて、それが日付と共になくなってしまったのだから今考えればそりゃパニックになるわなと思いながらキーボードをこうして打っております。旅人は迷えば星々の中心である動かない北極星に方角を問いかけますが、その北極星を見つける手掛かりである北斗七星まで見失ってしまったのだから。

なんかそれらしいこと書きましたけど端的に言えば路頭に迷ってしまった!迷子だ!迷子になったのはスイミングスクールで行ったディズニーシーぶりだ!!とこれから何のオタクをすればいいんだ期に突入しました。恐ろしいことが起こってしまいましたね。思えば2、3歳の頃からオタクじみたことをしていた私にとって「オタクをする」ということは呼吸みたいなもんになっていました。いやごめん、呼吸はちょっと盛ったわ。でも今これを読んでいる方には伝わってると思う。呼吸よね。呼吸じゃないけど呼吸よね。ちなみに2,3歳のまことちゃんは恐竜のオタクでした。さてどうしようか。観劇できない期に大量に買った本があるからそれを消化するか?とか思いながらYouTube見たりとかしてました。怠惰の極み。それでもなんだかんだ息できてたのは学校が始まって忙しかったからかな。謝謝。学校に救われてるわ。まぁ根っからの学校嫌いなので好きになることはないのですが!!!

そんなことしていたらやってきました。

歌劇、グラフの発売日が!!!

だいきほ退団直近だとグラフでしたかね。正直その時は「あぁ…もう現役として載ることはないんだ…」という感情がすごかったのですが多分買わなかったら後で後悔すると思ってもう何回やったか分からんレジ直行をしました。でも表紙のキキちゃんで部屋の心的な彩が増えてクオリティオブライフが上がった気がしました。

花がなければタカラジェンヌを飾ればいいじゃない。

とにかく表紙のキキちゃんが罪だったのは覚えています。あれはオタク最高裁判所で裁かれるやつ。ギルティ。

その次の歌劇。タカラジェンヌが心にじわじわと染みわたっておる…!と気づく。南アルプスの天然水並みのやさしさと清さで傷口を洗ってもらっているような。脱皮のような。けど脱皮したばっかりって柔らかいから衝撃に弱いみたいなので、風邪をひきました!(ガチ)風邪レベルの発熱でも結構しんどかったので某流行してるやつに絶対なるものかと改めてかたく誓いました。みんなも風邪ならないように休んでね。

そして宝塚グラフ6月号でまことちゃんは完全復活を遂げます。

本屋で宝塚グラフ6月号を手に取っている当時のまことちゃんに勝手に中継を繋いでみようと思います!

当時のまことちゃん(心の声)「うっっっっわ!!!表紙のゆりかちゃん超かっこいいじゃんね……!!!!こんなん全国の本屋において大丈夫???偶然目が合って恋に落ちても責任取れませんよ????はーーー中のポートもかっこいい五億!!次たまきさんやんけ!!!!!これはさぁ!!!!恋じゃん!!!!夫婦を超えてゆけじゃん!!!!いまだに覚えてる恋ダンス踊ったろか!!????せおさん!!!!せおさんじゃないですか!!!!この普段のせおさんの近所の兄ちゃんの上位互換最高位みたいな感じホント好きだわ。あ!!!あーさだ!!!!そしてあがたくんおる!!!!あ~~~~~~~~!遥羽ららちゃん~~~~~~き゛ゃわいい………ハァッ…夢白たゃん…きれい…ハァッ………」

長くなりそうなので勝手に中継を切りました。控えめに言ってもうるさいですが本屋という公共の場だったので声には出してないです許して。しかし心の中でひとしきり騒いだ後とっても重要なことに気づくのです。

私、宝塚好きなんじゃん!

この言葉にハッとさせられてスッと心が晴れ渡ったというオノマトペを多用して申し訳ない感じですがこれはちょっと言葉では言い表せない。視界がパッと明るくなったように感じたんですよねぇ。今までのもやもやが払拭されたような。

やっぱ目には目を歯には歯を。タカラジェンヌにはタカラジェンヌなんですよ。(???)

タカラジェンヌってキズパワーパッドなんですよ。(???)

そういうことです。傷は時間とタカラジェンヌが癒してくれます。でもこういう類の傷跡は残ってくれていいけどね。大切な想い出だからね。でもメンタル治るまでにめちゃくちゃ時間要したじゃん。なに?骨折?骨でも折ったくらいの時間かかったやん?骨折ったことないけどさ。

それから雪組全ツ配信を見ました!全ツが配信で観れるだなんて…すばらしい時代になったなぁ…と有難みを噛みしめました。ありがとう現代技術。それに内容もめちゃくちゃすばらしかったですよね!さききわこれがプレお披露目?って思うくらい既に安定感があってこれからの雪組も安泰や!!と誰目線やねん感想を抱いてしまいましたまことちゃんです。さききわほんっっっとに相性がばっちり。

それと同じくらいに思ったのが「雪組生ってこんなに魅力的な方多かったっけ!?」です。いや分かってますよ。雪組生みんな魅力的なことは。でも今回の全ツ配信でこんなかっこいい方いたんだ!?だったりこの娘役さんめちゃくちゃ綺麗だわ……と雪組どんだけ宝石いるんや…もう原石のレベルじゃない…って思うことが何度もありました。宝石がいっぱいいるのはどの組も同じだとは思いますが…!全ツ組でこうなんだから魔法使組が加わっての大劇場公演観たら私どうなっちゃうの〜!?!のワクワク感でその日は嫌いな野菜がおいしく感じました。宝塚、すごい。

「いや~なんか視野広がったな!」と配信の後思うと同時に私は劇場でどんだけだいきほセルフスターアングルしてたんだよと若干あきれました…。やれやれですよ……。でも消えないように眼球に焼き付けておきたいからね!!それもまたオタカツだね!!!

さききわプレお披露目からサイコーじゃん!と思いながら余韻に浸っていた私はとあることを思い出すのです。

「そういえばシルクロードのさききわの場面で私毎回泣いてたんだったなぁ。」

当時興奮と少しの絶望をはらんで、走馬灯のように観ていたシルクロードで未来を感じたのはさききわの場面でした。それは芽吹きの高揚感なのかこれから育まれる愛の輝きがまぶしすぎたのか。はたまたどちらもか。旅路の最後の夢のなかにいてくれたさききわに「これが本当の終末ではないんだ。」と教えてもらった。そんな場面だったと思います。

そんなこと言うとりますがこれからも一宝塚ファンとして今までと変わらず細々と観劇してまいります!宝塚好きなので!!未来の私はまた狂っているかもしませんので暖かい目で見守っていただけたら幸いです。先日、というか昨日ですね。花組の千秋楽がありましたね。喪失感にさいなまれている方もいらっしゃると思います。「元気出して!」とは言いません。そんなんで元気出たら苦労してないわ。それにこれからどうしたら…と漠然とした不安を抱えている方もいるかもしれませんので私自身の振り返りのためもありますが二ヶ月以上経ってみて私はこうでしたという手記を書いてみました。少しでもご参考になれば幸いです。

人生は幸せだった!これからも!まことちゃんでした。

追伸

傷が癒えたように言っていますが先日NZMのファーストランを見ようとしたらまだ心の準備ができていなかったのか10秒くらいしか見れませんでした。完全に癒えるまではまだ時間がかかるようです。オタクのみんなは止まるんじゃねぇぞ…………。けど走り続けても疲れるから適度に休もうね…約束………………。