真夜中オタク戦争

語彙力は無い

圧倒的に遅すぎたワンス感想考察詰め合わせその3

前回のあらすじ!!!!

ヌードルス「俺はそこら辺の石!!!!!!!!!もう嫌だ!!!!!!でもデボラを俺のものにして見せる!!!!!!!!!」

って感じだったと思います(超絶雑あらすじ)ヌードルス頑張って!応援してる!

どうも まことちゃんです!最近乾燥しているせいか寝起きで鼻血が出ました

↓ 前回の感想考察

遅すぎたワンス感想考察その2/雪組公演ONCE UPON A TIME IN AMERICA - 真夜中オタク戦争

ではさっそく遅れに遅れている感想考察の続きに入りたい だってアナスタシア始まっちゃったやん ヤバい とんでもなくヤバい(これを書き始めた時は始まっちゃったなのに書き終わった時にはもうムラ終わってるというアレ 時間の流れは残酷)

けど、前回これ言い忘れたというか書いてからアーーーーーーーッ!!!!って気づいてことがあるので言わせて下さい 

何となくもうみんなワンスのこと知ってると思うから言うけどヌードルスさん刑務所で罪と罰読んだって言ってたじゃないですか 椎名林檎の方は歌だから多分ドストエフスキーの方だと思うんですけど 

じゃあ罪と罰読みたいなぁ 本屋行く めちゃ分厚い しかも上下巻とか聞いてねぇ 挫折 ということをやってきました 罪と罰の内容分かっておきたかったぴえん…って思って漫画でわかる「罪と罰」とかそういうやつの購入も考えたんですけど私が最後に行きついたのは

中田敦彦YouTube大学

とうとう奥の手を使ってしまった感 オリラジの中田敦彦さんのYouTubeチャンネルですね YouTube大学に有名な文学作品のあらすじとか重要なところをギュギュっと濃縮して教えてくれるエクストリーム文学というコーナーがありまして そこで気になっているものを取り上げてたりすると「ワイは自分で完読するまで見ないぞ!!!」という頑固おやじ発動してたんですけど都合よく「罪と罰」の動画があったので今回は頼らざるを得なかった 見事なまでにあっちゃんが一時間ほどで「罪と罰」の重要なところをかいつまんで説明してくれました ありがとうあっちゃん あっちゃんかっこい〜!

ということで「罪と罰」の概要を何となく把握できたまことちゃん 改めてプログラムに乗っている歌詞を見てみると叫ばずにはいられない一節がありまして…それが「真夜中にひとり」の中にあるんですけど…

「決して消えぬ罪の跡を持つ」

もう見た瞬間

ゥワーーーーーッ!!!

ってなりました 

罪と罰」の主人公、ラスコーリニコフは殺人を犯してしまうんです 普段はまじめなラスコーリニコフが殺人という行動をした後、とても罪の意識にさいなまれるのです 警察の捜査が難航していて自分を捕まえに来ない時も自分が犯した罪の跡に苦しめられノイローゼみたいになっちゃうんです 人間が作った罰からは一時的に逃れられても罪の跡は消えずに自分を苦しめる この歌詞絶対「罪と罰」から影響されて出てきたじゃん…はぁ…って頭抱えましたよね …だから楽しいのよ 考察は!!!!!

ちゃんと「罪と罰」を読んだわけではないので細かいところ言及されてしまうとごめんなさいってなってしまうんですがちょっとヌードルスラスコーリニコフが重なる部分があったり、「罪と罰」の中のヒロイン的人物とラスコーリニコフとの絡みを見るとこれはヌードルスがデボラにしてほしかったことだったりするのかなと思う部分があるので時間がある方は原作を!ちょっと時間ない方は漫画を!ぜんっぜん時間ないけどちょっぱやで「罪と罰」知りたい!って方はYouTube大学の動画を見ることをおすすめします!!一応言っておきますがYouTube大学の回し者ではございません!!!!!

 

めちゃ話してしまったのでここからは前回の続きに移りたいと思います!あと少しで初日から一年経ってしまうので!!!(時の流れ速すぎでは?そして私書くの遅すぎでは?)

 本編に移りますとマックス率いるアポカリプスメンバーがヌードルスにめちゃくちゃかっこよく経歴+業務内容説明ソングを歌っています アポカリプスの三騎士すげぇんだぞ〜アポカリプスやっと4人だよ〜ソングですね(クソ雑説明)

この場面

死ぬほどスーツが似合ってる

コスチュームよりスーツ派の私にとって天国のような公演ですがみんなかっこよすぎんよ…語彙がぶっ飛ぶね…なにあのストライプのスーツのあやかぜさきなさん…スタイリッシュ、スマート、ほかに何か語彙ないですか、語彙不足なので配給を…お恵みを…

「あぁ、あれ!自分のブランドで自分にぴったり似合うように作ってるんですよ(笑)」とか言ってそうだもん!!!実質実際そうなんですけど!!!(お衣装部さん毎公演ありがとうございます何回土下座しても足りん)咲ちゃんは「はぁ…これは惚れてまうわ…」って思うけどそれ毎公演あるし何なら「惚れてまう」レベルを毎回上げてくるからすごい あとあがたくん…拳銃くるくるさせんのは厨二心くすぐられちゃうから…軽率にやられると左手が疼く…ッとかなっちゃうから…

 

そしてここで「デトrrrrrイトの」で客席の心にちゃんと爪痕を残していくジョーこと叶ゆうり氏ほんと好き 叶ゆうり氏が舞台に出てくると「来たっ!!」ってワクワクする そして持ち前の濃いオーラを見せてくれると「これこれ!!」って楽しくなっちゃうんだからもう中毒ですよね 

雪組の楽しみの中に「叶ゆうりオーラを摂取する」 あると思います

 

宝石店襲撃のシーンでヌードルスさんが「殴って!」って言われた後なんで!?みたいなジェスチャーするのがすこです 

その後なんと叶ゆうり氏殺されてしまうという…初見の時えっえ〜!早くないですか!?ってなって驚きだったのですがでもあのジョーというお役は一瞬で爪痕を残すことが出来る叶ゆうり氏にしか出来ないな…としみじみ感じますね…

そして仲間たちがサラリと人を殺す場面を目にして「俺は殺しで8年無駄にした 繰り返したくはない」と言うヌードルスにギャングの非情というものを見せつけるマックス…あの幼い頃とは何もかも違うんだと言っているようで…ヌードルスが人を刺し警官に連れて行かれ、その時心のどこかが変わってしまった幼きマックスの顔がなんだか思い浮かびましたね…あの時のマックスの表情の変貌忘れられないな… 幼き頃一緒に悪さをして怒られたり悪態をつかれることもあったけど自分たちの世界は平和で楽しくて笑いあっていた そんな仲間たちが自分が8年苦しめられた罪を冒すことに対して当たり前のような面持ちでいるということも悪い驚きなんだろうなと思いますね あの時、一緒に仕事(と言っても子供だからまともに扱って貰えないけど)をして少ない報酬でも喜びあって…経済的に貧しいけど環境はいつも発見やスリルに満ちていて心が豊かな時期は過ぎてしまったんだと体感させられる場面ですよね… 経済的には正直貧しいけど心は豊かだったという時代は誰もが少しでも自分の人生で思い当たるところがあるんじゃないかと常々感じます 

そのあとのマックスの「一度汚した手は二度と綺麗にはならない だったら徹底的して汚すことだな」はこれからのヌードルスの葛藤の一欠片を形成するセリフじゃないかな…

 

キャロルの「私が惚れた男」

まぁ〜歌詞を見ればマックスへの当てつけのように見えちゃうけどこれからの展開を知っている身としては

えっ?予言ですか?

って思うよね〜!!!!!

「サツにバレたら たちまち手錠をかけられる でもその方がまだマシ 他のギャングにバレたら 地の果てまで追いかけられ その場でハチの巣に」

ん〜〜意味深!!!!!!!

これからの展開を思うととても意味深ですね!!!!!!「はっ…!」て驚く仕草をするキャロルたんかわいい

「ある日棺に縋り付き 泣く日が来るかも でも後悔はしない たとえ暗い未来でも惚れた男と一緒なら何にも怖くない」って歌詞をキャロルに歌わせるの鬼畜の所業だなぁと思いますね だって待っているのは歌ったこと何もできない未来なんだもの 

 

ここでとうとう登場するのがジミーさん まともそうに見えて怖い奴ですね 公演中皆様も言っていましたがどこまでが本当でどこまでが嘘なのか見えない人物がこのお役だと思います いい奴っぽいけどなんとなく正体にもやがかかっていてはっきりと見えない でもいい奴だろうからって信じちゃって知らんうちに手の内に丸め込まれるパターンですわ…このジミーのモデルになっていると言われているジミー・ホッファという人物についてちょっとだけ調べてみたのですが真にアメリカを暗躍していたのはジミーなのではないかなとも感じましたねぇ…

ガチで学がないのでコックアイさんの「お前赤じゃねぇのか?」でアメリカには赤い州青い州があるということを知りました…赤い州共和党を支持する傾向が高くて、青い州民主党を支持する傾向が強い州らしく…ヌードルスたちがいるニューヨークは「赤じゃねぇのか?」というセリフから察すると青い州のようですね 特にヌードルスたちはユダヤ系の移民だから民主党を支持する人間だろうなぁ これを知ったときにはアメリカで選挙やってまして だから青と赤で投票率のパーセンテージとか出してたんだなぁ!めちゃタイムリーな時期に知れたわ!!って思ったんですけどこれ書いてるの12月も後半に差し掛かってきたところなので正直言って急いでおります!

ヌードルスって切れ者って意味だけどロマンチストゆえに頭が切れるところがあまり見えないと感じていたのですがここでジミーに「どっちがアウトローかわからないな」と言ったりジミーが襲撃に来るマフィアをフランキー一家だと言った時にまとう雰囲気が変わるの相手の腹を探っている感じがして好きです 鋭い でもジミーの返しもなかなか巧妙 「あんたらは新興勢力でそれまでの連中がやらなかったことに手を出して成功している」「書記係がローワーイーストサイド出身でガキのくせに仲間の敵をとって刑務所に行ったやつがいたと聞いた ユダヤ系は情に厚い」もしすべて口から出まかせだったら?と考えたら恐ろしいですね 唯一物語の結末を知っていて、操作もできるようなキャラクターに感じてしまいます 今まで出てきたキャラクターには大体人生のバックグラウンドが見えるのですがジミーには見えない このような観ている側が疑心暗鬼になるようなキャラクターがいるだけでストーリーの切れ味が違うなぁ 美味しい役ですなぁ…

「一人殺せば殺人犯だが大勢殺せば英雄になる」って罪と罰を読んだヌードルスさんが言っております 確かにそうですね 

しかしそれは天才にだけ言えることであって凡人や一番タチの悪い天才と勘違いしている凡人には適用されないのよ…中田敦彦YouTube大学で言ってた……(ありがとうYouTube大学)

 

そしてデボラに「話したいことがある」と言われて「海辺のレストランに行きたいと言っていたな…」とかめちゃすました感じで言ってますけど「よっしゃ食事の約束こぎつけられたぜ!」感だすヌードルス、ほんと幸せだねぇ…(遠い目)

 

ストライキの場面になるんですがやっぱり

こんなきれいなトラック運転手おるか?彩凪翔レベルの美貌を持つトラック運転者が…

と思うんですよ 顔きれいしゅごい 高速道路で渋滞にはまっても隣のトラックの運転手さんがこんな超絶美形だったら何時間でも拝ませてください 逆に渋滞にはまってくれてありがとう自分 そしてこんなお美しい方のが隣の車とか今年分の運つかっちゃったじゃん でも神様ありがとう世界ありがとうなりますよねすごくわかります でもそんでまぁ〜策士ですな スト破りの人間も丸め込んで仲間にしちゃったんですから この作品の中で一番頭が切れてるよジミーさん 経営者対自分たちという図を作り上げてどんどん自分が有利になるようにしているよな…?自分がぼろを出さないようにちゃんと計画もされてるし自分たちが官軍であるという認識をほかの人に共有させるのが上手い すげ~頭いい どうやら顔は善人のイケメンですが中身はどうやらちょっと怖い人かも…でもそんなギャップも良きかな…と観ている側としては思います 実際にいたらこの人怖ぇ~なってるわ だって怖いもん(語彙力)

 

ニックとデボラの絡み救いすぎる~!!!ニックマジでこの話の良心的存在…「ニック ご馳走して〜!!」って…私もニックにご馳走してもらいてぇ~!!!!!まぜろ!!!!!!きっとニックは家族や人間の温かさを知っていてほかの人間にもそれを教えてあげられるこの話では数少ない貴重な人材ですよ…デボラともずっと幼馴染のような関係でいてくれるのが有難いよなぁ デボラはこれからさらに孤高になっていくと思うけどニックとはずっと関係を紡いでくれているといいな…

 

ちょっと順序を変えてマックスとキャロルの場面ことを…この最後のヌードルスとデボラの絡みは一気に書きたいのでどうかご理解を…

キャロルたん健気でさぁ かわいいのよ 今のままで幸せよって… 

マックスさぁ…… 

キャロルの口から連邦準備銀行を襲撃するのはやめてっていわれてさぁ ちょっとカチンときたかもだけど手をあげるのはだめだよぉ マックスの身を案じて言ってるんだよぉ そもそも銀行襲撃するのもだめだよぉ(あたりまえ体操

頬をはたいてから口をふさぐようにキスするのはDV男のすることだよ!!!!キャロルたんの幸せが私たちの幸せだからね……………って思いながらみておりやんす 

そこに現れるジミーさん なんとなくここらへんからマックスはジミーを信用するようになるしジミーはマックスの手の内に入るように見せかけてこれから自分の立場を格下から同等、同等から格上に仕立て上げていくのかなぁ 恐ろしい男だわ マックスは感情的になりやすい人だからお金のやり取りや采配とか冷静な判断が必要になる部分の相談役的なポジションに介入していきそうだな 恐ろしい男だわ(2回目)

なんて言っていたら一幕もあとはヌードルスとデボラの絡みのみになりました!

一番書くの楽しみにしてたんですよ!!!

いやぁ あのシーンは見るたびに新しい感想が浮かんだりしてもう大変だったんですよ!!!!!(???)

次回もめちゃ長くなりそうで笑いながら血の涙を流しています どれくらいかかるだろう……………今の時点で2万字くらい書いてるらしいですよ もし飽きずに読んでくださってる方がいたらうれしいなぁくらいの長さですね……………

では次回!

ヌードルス、バラ投げるってよ」